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MSPs

MSPによるシャドーIT対策の最適解

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目次

Josysと連携することで、セキュリティと生産性の両立を実現

シャドーITとは、従業員がIT部門の承認を得ずに利用しているソフトウェアやクラウドサービスのことを指します。こうしたツールの使用は利便性を高める一方で、情報漏洩やコンプライアンス違反のリスクを高める原因にもなります。

このような課題に対して有効な解決策となるのが、MSP(マネージドサービスプロバイダー)との連携です。MSPは、企業全体のIT環境を可視化・最適化するための専門知識とツールを備えており、生産性とセキュリティのバランスを保ちながら、シャドーITの統制を実現します。

MSPの役割と機能

MSPは、ネットワークの監視、クラウド管理、セキュリティ対策、ヘルプデスクなど、企業のIT運用全体を支援する外部パートナーです。複数のクライアントに対応する中で得たノウハウをもとに、最新のベストプラクティスを活用しながら、シャドーITへの対策を行います。

MSPが導入する監視ツールにより、社内のネットワーク上で使用されているすべてのアプリケーションが把握されます。これにより、未承認のツールも含めたSaaS環境の実態を明らかにし、ガバナンスの整備とリスクの低減を進めることが可能です。

また、MSPは企業と協力して、ツール導入に関するポリシーや承認プロセスを整備し、従業員による独自ツールの導入を未然に防ぎます。定期的なIT資産の監査やセキュリティ評価も実施し、潜在的なリスクを早期に発見・対応します。

シャドーIT対策におけるMSPのメリット

MSPは、多様なクライアントへの対応経験を通じて得た知見により、迅速かつ的確にシャドーITのリスクを特定・対処できます。

高度なセキュリティツールを活用し、未承認アプリケーションの検出や遮断が可能となるほか、従業員への教育や啓発活動も提供し、組織全体でリスク意識を高める支援を行います。

さらに、MSPは従業員の業務ニーズに合った正式な代替ツールを提案・提供することで、現場の利便性を損なうことなく、ガバナンスを確立することができます。

SaaS管理プラットフォームの活用

近年では、MSPがSaaSアプリケーションを効率よく管理するための支援ツールとして、SaaS管理プラットフォーム(SMP)の重要性が高まっています。

中でもJosys(ジョーシス)は、MSP向けに最適化されたSaaS管理プラットフォームであり、複数クライアントのSaaS環境を一元的に把握・管理することができます。

Josysは、アプリケーションの自動検出、ユーザーアクセスの管理、費用の最適化、セキュリティ監視、ID連携など、多様な機能を提供しており、MSPによる高品質なSaaS運用支援を可能にします。

Josysによる具体的な支援内容

Josysは、クライアント企業内のすべてのSaaSアプリケーションを可視化します。
ネットワーク通信、シングルサインオン、経費データなどを元に、正式なアプリケーションだけでなく、シャドーITも含めた包括的な棚卸しが可能です。

さらに、発見されたアプリケーションを、機能別・リスク別・コンプライアンス状況に応じて分類することで、優先的に対処すべき領域を明確化します。

また、アプリケーションの導入・解約に関しても、Josysのワークフロー機能を活用すれば、アカウントの作成、ライセンス割り当て、セキュリティ設定などを自動化できます。解約時には、アクセス権の剥奪やデータバックアップ、ライセンスの回収までを一括で対応します。

これにより、MSPは煩雑な手作業を削減し、管理業務の標準化を実現できます。

中央集約型のSaaS管理と可視化

Josysは、SaaS利用状況を一元的に監視できるダッシュボードを提供しています。
ライセンス状況、ユーザーごとの利用頻度、費用対効果、セキュリティリスクの有無など、重要な情報がリアルタイムで把握できます。

また、クライアントごとにアクセス制御やポリシー設定が可能であり、複数企業のSaaS環境を効率よく管理することができます。自動レポート機能により、改善提案や成果報告の資料作成も簡単に行えます。

実際の活用事例

ある中堅MSPがJosysを導入したところ、50社のクライアントのうち、およそ30%のSaaSアプリケーションがIT部門の把握外であったことが判明しました。この可視化により、ライセンスの重複や不要な契約を見直し、全体のSaaSコストを15%削減しました。

また、新規顧客のSaaS環境構築においては、従来数日かかっていた作業が、Josysのワークフロー機能により数時間で完了するようになりました。
さらに、金融業界のクライアントを持つMSPでは、Josysの定期監査機能を活用し、各種規制への継続的なコンプライアンス対応を実現しています。

まとめ

シャドーITのリスクに悩む企業にとって、MSPとの連携は非常に有効な選択肢です。
さらに、SaaS管理プラットフォーム「Josys」を活用することで、MSPはより高精度な可視化と統制を実現し、クライアントに対して価値の高いサービスを提供できます。

生産性とセキュリティの両立を目指す企業にとって、MSPとJosysの組み合わせは、これからのSaaS運用のあるべき姿を示すものです。 MSPのサービス品質向上と業務効率化を目指す方は、ぜひJosysの導入をご検討ください。

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