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シャドーIT

未管理ITの隠れたコストとリスク削減方法

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目次

概要

未管理IT(従業員がIT部門の承認なしに利用するアプリやオンラインツール)は、一見便利に見えても、予算の浪費、セキュリティ低下、運用の複雑化を招く大きな要因です。MSP(マネージドサービスプロバイダー)にとって、これは単なる小さな問題ではなく、隠れたコストセンターです。
ジョーシスは、MSPが未管理ITを可視化し、リスクを低減し、承認外ツールをガバナンス下に戻すための機能を提供します。

未管理ITとは

未管理ITとは、従業員がIT部門の承認なしに利用するアプリやソフトウェア、オンラインサービスを指します。企業規模に関わらず発生しており、特にMSPにとっては顧客環境の安全性やコンプライアンス、効率性の確保を難しくする大きな課題です。

多くの場合、従業員は悪意なく、自分が使いやすいツールを利用して業務を進めます。しかし、IT部門の管理外にあるこれらのツールは、セキュリティ脆弱性や予算の浪費、コンプライアンス違反など、様々なリスクをもたらします。

なぜ未管理ITは増え続けるのか

クラウドサービスや簡易なサインアップ方式の普及により、従業員が独自にツールを導入するハードルは大幅に下がりました。承認プロセスに時間がかかる場合、チームは即時解決できる手段を選びがちです。

一部のツールは業務スピードを上げますが、多くの場合、IT部門の監視外に残り、後々大きなリスクとなります。これは単なるポリシー違反ではなく、既存のIT環境やツールが現場のニーズに応えきれていないサインでもあります。

未管理ITがもたらす主な問題

1. 財務的な無駄

  • 小規模な月額契約でも、組織全体で積み重なれば大きな支出に
  • 承認外ツールはライセンス統合や価格交渉、更新管理ができず、未使用ソフトの費用が発生
  • ITコスト最適化の妨げとなり、予算超過や監査不備を招く

2. セキュリティリスクとコンプライアンス違反

  • 認証・暗号化・アクセス制御が不十分なツールが多い
  • 個人アカウントや消費者向けサービスに機密情報が保存され、情報漏えいの危険性が増大
  • 規制業種では法令違反や罰則につながる可能性

3. 生産性低下とサポート負担

  • 部門ごとに異なるツール利用で情報が分断され、コラボレーションやバージョン管理が困難
  • IT部門やMSPが未経験のツール対応を迫られ、サポート工数が増加
  • 環境統合やアップグレードの難易度が上がり、長期的な技術的負債を抱える

MSPが取るべき新しいアプローチ

未管理ITを完全に遮断することは現実的ではありません。重要なのは、安全で効率的なツール利用を促す体制を作ることです。

  • 利用状況の可視化を提供
  • 承認プロセスの迅速化
  • セキュリティ検証済みの代替案を提示
  • 有用なツールは正式導入をサポート

これにより、現場の生産性を維持しつつ、ITガバナンスを確保できます。MSPは「阻止する存在」から「活用を支援する存在」へと役割をシフトすることが求められます。

ジョーシスが実現する未管理IT対策

ジョーシスは、SaaS利用状況と未管理ITを自動検出し、リアルタイムで可視化するプラットフォームです。

主な機能:

  • クライアント環境で稼働中の全アプリを自動発見
  • ユーザーごとの利用状況とコストを把握
  • 非活用または重複ツールを特定
  • セキュリティリスクのあるツールを警告
  • ソフトウェア承認・更新管理の一元化
  • ライセンス最適化によるコスト削減

これにより、MSPは承認外ツールを統制下に置き、安全で効率的なソフトウェア環境を構築できます。

まとめ

未管理ITは今後も増え続けますが、放置すべきではありません。可視化と迅速な対応体制を整えれば、リスクを削減し、顧客に安全で効率的なIT運用を提供できます。

ジョーシスは、未管理ITを発見・評価・統制し、MSPがコスト削減とセキュリティ強化を両立できるよう支援します。

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