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分散型SaaS管理がIT部門に与える影響

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部門の自律性を保ちながら、統制されたSaaSガバナンスを実現する

現在、多くの企業においてSaaSツールの56%以上がIT部門以外で管理されているといわれています。各部門が独自に必要なツールを選定・導入できることで業務の効率化が進む一方で、IT部門の統制が及びにくくなるという新たな課題も生じています。

このような状況下においては、セキュリティ、コンプライアンス、コスト管理といった観点から、全社的なガバナンス体制の構築が求められます。Josysは、部門ごとの柔軟な運用を妨げることなく、統合的なSaaS管理を実現するソリューションです。

以下に、分散管理がもたらす課題と、その対策についてご紹介します。

分散型SaaS管理における主な課題

各部門が個別にSaaSを導入・運用することで、IT部門には次のような課題が発生します。

  • 可視性と統制の欠如
    部門ごとの管理により、全社で利用されているツールの把握が困難になります。その結果、IT部門が関与しない「シャドーIT」が増加し、セキュリティ対策が不十分なツールの利用によってリスクが拡大します。
  • セキュリティおよびコンプライアンスリスクの増加
    統一された運用基準がないままツールが導入されることで、社内ポリシーや外部規制(例:GDPR、SOC 2)への準拠が困難になります。特に機密データを取り扱う場面では、重大なリスクを引き起こす可能性があります。
  • コスト管理の非効率化
    部門間で同様のツールを重複契約したり、未使用のライセンスが放置されたりすることで、IT予算の最適化が難しくなります。

これらの課題に対応するためには、統一された管理体制のもとでSaaS運用を支える仕組みが必要です。

シャドーITの発生原因やリスク、そして具体的な対策については、シャドーITとは?発生原因・リスクと対策、具体事例を解説で詳しく解説しています。分散型SaaS管理に伴う課題理解と効果的な管理戦略構築に役立つ情報ですので、ぜひご参照ください。

IT部門が分散環境でも統制を維持するための取り組み

分散型のIT運用環境でも、各部門の柔軟性を損なわずに全体最適を図るためには、次のような取り組みが有効です。

  • SaaS利用状況の可視化による統合的な管理
    Josysのような統合プラットフォームを活用することで、全社におけるSaaSの利用状況をリアルタイムで把握できます。新規導入ツールの検知や使用状況の確認を通じて、ポリシーに準拠した運用が可能になります。
  • SaaS選定に関する明確なガバナンスポリシーの策定
    セキュリティやコンプライアンス要件を満たしたうえで、各部門が自律的にツールを選定できるよう、明確な運用方針を定めます。これにより、自由度と統制の両立が可能です。
  • Josysによるライセンスとアクセス権限の管理
    Josysを活用することで、ユーザー単位でのライセンス状況やアクセス権限を把握できます。リアルタイムの使用状況に基づいた意思決定により、不要なライセンスの削減や最適な割り当てが実現可能です。ロールベースのアクセス制御(RBAC)機能により、役割に応じたアクセス制限も設定できます。

これらの施策により、分散されたSaaS運用においても、IT部門によるガバナンスを確保しつつ、業務効率と安全性の両立が図れます。

おわりに

部門ごとのSaaS導入による柔軟な業務運用は、組織全体の生産性向上につながります。一方で、IT部門がそれらのツールを的確に把握・管理することは、セキュリティやコスト、コンプライアンスの観点から不可欠です。

Josysは、部門の自律性を保ちつつ、SaaSの統合管理を実現するための基盤を提供します。全社レベルでの可視化と制御を通じて、安全かつ効率的なSaaS運用を支援します。

ぜひJosysをご活用ください。

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