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導入前の課題

・ITデバイス管理方法が煩雑で、登録や確認に業務負荷がかかっている

・誰がどのデバイスを所有しているか一元管理できておらず、確認に手間がかかる

・アカウントの棚卸しフローを整備できておらず、定期的な棚卸しを実施できていない

導入後の効果

・従業員ごとに使用デバイスを見える化することによる、確認工数の削減

・アカウント棚卸し体制の構築による、棚卸し業務負荷の軽減

・デバイス、SaaSアカウント管理業務の省力化による、社内リソースの軽減

SaaSのアカウント管理工数が大幅に削減。非対面コミュニケーションによるフルリモート体制の構築に最適。

「社会のジレンマを突破する」をミッションに掲げ、前例のない領域に挑戦し続けるJPYC株式会社。同社では、プリペイド型の日本円ステーブルコイン「JPYC」を発行・運営するなど、より滑らかな社会を実現に向けて急成長を遂げています。
そうしたなかで、課題になっていたのが従業員ごとのITデバイス管理でした。フルリモートの働き方が前提である同社が、数あるデバイス管理ツールからなぜジョーシスを選んだのか、また導入後にどういった成果が得られたのかについて、社内インフラ部門を担当される広瀬様・松本様にお話を伺いました。

事業の急成長にともない、ITデバイス管理による情シス部門の負荷が増加

  まずは御社の状況について知りたいのですが、現在の社内インフラチームの体制であったり、SaaSの導入数であったりなどをお伺いしてもよろしいでしょうか。

松本さま
当社の情報システム部門は5〜6名体制です。ただ、セキュリティ周りと社内インフラ周りの業務を兼任しており、業務委託メンバーなども在籍している部署でもありますので、実質社内インフラ業務をメインで行っているのは、私と広瀬の2名となっております。

また、SaaSの導入数は20個前後ですね。そのうち14個をジョーシスのアプリ連携で管理しています。

  毎月の入社退社数は何名くらい発生するのでしょうか?

松本さま
月によってばらつきはありますが、平均して月に2〜3名ほどですね。全社で60名ほどの会社ですので、全社人数からすれば入れ替わりは比較的多いほうだと思います。そういった意味でもジョーシスで一元管理できることがとても助かっていますね。

  ジョーシスを導入されたのは1年ほど前だったかと思いますが、当時起きていた課題やジョーシスに対してどういった期待を持っていたか教えてください。

松本さま
元々当社はBYOD(私物端末の業務利用)で、個人パソコンを業務に使用していました。しかし、会社の規模が大きくなってきたこともあり、セキュリティ管理体制の強化を図るために、会社でパソコンを支給することになったのが、そもそものきっかけですね。

キッティングサービスや機材購入サービスなど、効率的なデバイス管理方法を検討しているなかでジョーシスのサービスを知りまして、社内で検討した結果、契約・導入に至ったという経緯です。そうした流れもあり、SaaS管理のアプリ連携機能はジョーシスを導入する過程で知りましたね。

  元々はITデバイス管理が目的だったということですね。キッティングや機材購入といった入退社時以外のITデバイス管理に関してはいかがでしょうか。例えばMDM(モバイルデバイス管理)も同時に入れ始めたなど、何か対策されたのでしょうか。

松本さま
特別なMDMの導入はしていませんでした。当社では元々Google Workspaceを用いてクラウド上で業務を行っていまして、そのなかのGCPW(Google Credential Provider for Windows)という、遠隔でデバイスを操作できるサービスがMDMの役割を果たしていました。

広瀬さま
ただ、Google WorkspaceのMDM機能は、やや扱いが難しいというのが課題でした。実際にジョーシスを使ってみてからは、ITデバイス登録や利用者登録が簡単なので、非常に使い勝手が良いなと感じてますね。

直感的な操作だけでデバイス管理業務が完了できるように

  他のツールよりも使いやすいと感じた点について、具体的にお伺いしてもよろしいでしょうか。

広瀬さま
作業負荷が少なくて済む点ですね。

例えばGoogle WorkspaceのMDMですと、デバイスを登録する際に、OSに応じたcsvファイルをダウンロードして、そのテンプレート通りにデバイス情報を入力し、それを再度インポートするという流れになります。登録に必要なデバイス情報も多く、さらにcsvファイルをインポートするまでの工数も多いなど、非常に手間がかかるんです。

その点、ジョーシスでは管理画面で操作するだけで登録が済むので、業務時間短縮にもつながりましたね。デバイスの登録時も、わざわざ画面を切り替える必要なく、同じページですべて完結できるのがとても便利です。特にジョーシスでは、デバイスの管理番号と実物の画像が管理画面上に可視化されるため、誰がどのデバイスを管理しているかがひと目でわかるようになりました。

もちろん、デバイス紛失した際など何かトラブルが発生した場合は、MDMでデバイスの詳細情報を確認しなければなりませんが、日常的なデバイスの台帳管理としてはジョーシスのほうが使い勝手が良いですね。

  デバイス台帳として日常使いでジョーシスを使われているということですね。他のユースケースではどのようなものがありますか。

松本さま
ジョーシスはアクセス権限の変更を容易にできるので、他の部門と連携する際にとても重宝しています。例えば、当社では入退社の手続きを管理部門が行っていますが、その際に管理部門にもジョーシスの管理画面にアクセスしてもらうことで、デバイスの貸与状況の共有やステータス変更を瞬時に行えるようになりました。

以前Google Workspaceで対応していた際は、csvファイルをダウンロードし、それをチャットで送付するという手間が発生していたので、コミュニケーションコストの削減につながっていますね。

広瀬さま
なによりジョーシスの管理画面はUIがわかりやすく親しみやすいので、ITに詳しくない方でも扱いやすい点が魅力です。

特に当社の場合は、ほぼ全員がフルリモート勤務ですので、ツールを活用した非同期のコミュニケーションが欠かせません。そうした意味でも、ジョーシスはデバイス管理を効率化するうえで、重要なプラットフォームになっています。

  今後の展望として、社内インフラ部門の役割やジョーシスの活用はどのようにお考えでしょうか。

広瀬さま
現在当社では資金調達を強化しておりマーケットを拡大する方向にフォーカスしていますが、今後は上場に向けた動きも進めていく予定です。組織・事業成長を加速化していくなかで、より強固なセキュリティ強化であったり、社内インフラの整備であったりというのは欠かせません。

実は先月、SaaSのアカウントの棚卸しを初めて行ったのですが、そこでもジョーシスが非常に役立ちました。特に今回の棚卸しでは、不要なインスタンスが残っていないか、また変なサービスを登録していないかなど、より深いところまで確認する必要がありました。

棚卸しが完了するまでの期間は1ヵ月ほどでしたが、ジョーシスを導入していなければ、誰がどのアカウントを使っているか把握しきれませんでしたし、その確認まで一つひとつ行っていたら、さらに膨大な時間がかかっていたはずです。そうした意味でも、ジョーシスには本当に助けられました。

また、今後の棚卸しの際は、ジョーシスを活用しながら変更箇所の差分を確認すれば良いだけなので、精神的にも楽になりましたね。

社内インフラ整備の基盤システムとして今後の成長に期待

  その他、ジョーシスに対するご要望や感想などありましたら教えてください。

松本さま
そうですね、App側からプランや料金に関する情報を自動的に取得できるようになると便利だなと感じますね。

例えば、SaaSの利用料金では何人以上登録して、年間払いに切り替えると割引が発生するケースなどがありますよね。これまで当社の管理方法では、後々になってから気付くことが多く、正直「もったいなかったな」と感じることが何度かありました。

ジョーシス側でディスカウントに関する通知が入るようになると非常にうれしいですね。

広瀬さま
現在ジョーシス経由でデバイス購入ができますが、購入と同時に下取りができたり、廃棄依頼ができたりすると良いなと感じます。

特にデバイスを新たに調達する際は、「今使っているデバイスをどうするか」という議論が必ず生じますし、デバイスを購入した会社さんに下取りや処分までお願いできれば安心感もあります。デバイスの調達・管理・処分までジョーシスさんに一気通貫で依頼できる状態が理想ですね。

弊社の場合、何に最もコストがかかっているかといえば、「人件費」なんです。つまり、どれだけ業務を効率化できるか、短時間でバリューを発揮できるようにするかというのが重要です。

効率的なリソースの配分につなげるためにも、業務効率化につながる仕組みの構築には惜しみなく投資するというのが当社の考え方でもありますので、ジョーシスさんには我々の業務負荷を軽減できる機能を今後も開発していただけたらと感じています。

松本さま
もうひとつ非常に助かった点としては、ドル円換算の機能ですね。使用開始当初はなかった機能ですが、要望をあげたところすぐに対応していただけました。特に海外サービスの場合、為替の変動によって当初の見積もりから大きく変わることも多いので、コスト管理がしやすくなりました。

そうしたジョーシスさんの「かゆいところに手が届く対応」がとてもありがたいなと感じています。先日もアプリ連携がうまくできなかった際にSlackで質問したところ、迅速に回答をいただけたので非常に助かりました。サポート体制が充実しており、安心して使用することができています。

  ジョーシスをおすすめするとしたら、同業界のどういった方に向いていると感じますか。

広瀬さま
業界や会社規模にもよりますが、例えば情報システム部門が整備されておらず、バックオフィスの方が兼任でデバイス管理やSaaS管理しているような状況であれば、特におすすめしたいです。

一方、社内に情報システム部門が存在していて、すでに何らかのデバイス管理ツールを導入している場合は判断に迷いますね。というのは、ツールとしての使いやすさはあるものの、すでに慣れ親しんでいるツールから無理に切り替える必要性はないかなと。その企業が扱いやすいツールを導入すれば良いと感じますね。

  ツールを切り替えるかを悩まれる方にアプローチするために、どのような機能や特徴があると良いでしょうか。

広瀬さま
企業のSaaS使用状況がグラフ化されるなど「ヘルスチェック機能」のようなものがあると良さそうです。

特に大企業の場合は、SaaSを10個も20個も導入していると思うので、それらの概況がひと目でわかるようになると便利だと思います。そこから棚卸しや個人のアカウント発行状況の確認・設定まで、ジョーシスで一気通貫で行えるようになれば、必然的に勧めたくなると思います。

松本さま
私も広瀬と同様に、当社と同規模(100名未満)の企業様にはぜひおすすめしたいですね。特にスタートアップは、入退社数やSaaSの量が多いため、管理がとても楽になると思います。

一方、従業員数が1,000人、1万人を越えるような企業様には正直躊躇してしまいます。

大企業の場合は、組織単位で管理する場面が多いと思うので、グループ単位での管理ができるようになると、より使い勝手が良くなるのではないかなと感じています。現状当社としては、非常にジョーシスに助けられていますので、ぜひ今後の開発に期待しています!

今日からジョーシスを始めましょう