導入前の課題
オンプレミス環境で、サーバー管理業務に負担を感じており、クラウドの活用を検討していた
<導入の決め手>
ジョーシスを導入することでクラウドの活用にて懸念点であった、シャドーITの把握ができる
退職者アカウントの削除漏れの検知や社内デバイスを一元管理できる
導入後の効果
クラウドへの移行を完全に実現し、より柔軟かつ効率的な業務プロセスを確立
移行に伴うセキュリティの懸念を全てクリアし、安全な運用環境を構築できた
退職者アカウントの徹底管理により、不正アクセスの防止に大きく貢献
「新たな可能性をカタチに」をテーマに掲げ、化粧品および医薬部外品のOEM・ODM開発事業を展開する株式会社コスメ・ニスト。2008年に創業以来、顧客の多様な要望に対し的確かつ柔軟に対応するパートナー企業として、着実な成長を遂げています。
その一方で、消費者ニーズや社会情勢の変化にともない、製造業をはじめとした多くの企業と同様、業務効率化やセキュリティ管理体制の強化を図るため、その解決に向けてジョーシスを導入しています。
今回は、戦略企画室の岩崎さま、堀内さまに、ジョーシスを選んだ理由や、導入後の成果についてお話を伺いました。
ーージョーシス導入前の課題について教えてください。
岩崎さま
まず第一に、業務効率化を図ることが課題でした。当時、私たちはオンプレミス環境からクラウドへの移行を積極的に検討していました。この背景には、オンプレミス環境でのデータ管理が多大なコストと労力を要していたこと、そして、オンラインツールの普及とともに多様化する業務環境への適応が必要だったからです。様々なクラウドソリューションを比較検討した結果、Google Workspaceの導入を決定しました。
次に、クラウド移行を進める中で最も重要視していたのがセキュリティの確保です。クラウドシステムは、どこからでもアクセス可能なため、情報漏洩のリスクが高まります。この問題にどう対処するか、社内で多くの議論を交わしました。
ーージョーシスを知ったきっかけを教えてください。
堀内さま
業務改善に役立つツールを探していた際、ある展示会に参加したことがきっかけです。その会場でジョーシスの担当者から声をかけていただき、私が抱えていた課題をお伝えしたところ、Google Workspaceとジョーシスの組み合わせによって解決可能であるとアドバイスを受けました。
展示会後、詳細な機能説明と具体的な改善策を提案していただき、私たちもこれらの情報を元に徹底的な検討を重ねた結果、ジョーシスの導入を決定しました。
実は以前からジョーシスの存在は知っていましたが、当社には関連がないと思っていました。しかし、展示会での担当者の説得力のあるプレゼンテーションと、的確な提案がなければ、私たちもクラウド導入のメリットを見逃していたかもしれません。その出会いには本当に感謝しています。
ーー具体的にジョーシス導入にいたった決め手はどういったものでしたか。
堀内さま
クラウドの導入を進めていく中で、セキュリティ面の不安が最も大きな課題でした。ジョーシスの導入によって、このセキュリティ性を高めることができたのが、導入の一番の要因です。さらに、退職者アカウントの削除漏れの検知や社内デバイスの一元管理が可能になるなど、他にも多くの魅力を感じました。
岩崎さま
情報システム課の業務効率化という面から見ても、ジョーシスの導入は大きなメリットがありました。処理が速く、操作が簡単であるため、誰でも直感的に利用できるインターフェースが良いと感じました。また、ジョーシスは操作がシンプルでわかりやすいため、業務の属人化を防ぎ、効率的な引き継ぎが可能です。これにより、システムが形骸化することなく、全員が等しく利用できる状態を維持できます。
ーー実際にジョーシスを導入してみていかがでしょうか。
堀内さま
ジョーシスを導入してから、業務が大きく改善されました。特に、人とアプリやデバイスが一元管理できるシステムがとても便利です。例えば、特定のメンバーの詳細画面を開けば、その人が使用しているアプリが画像付きで一覧表示されるため、誰がどのリソースを使用しているかが一目で分かります。この視覚的な表示は、管理のしやすさを格段に向上させています。
さらに、デバイス管理だけでなく、備品管理機能も非常に役立っています。例えば、充電ケーブルなどの小さな貸与物は返却が見落とされがちですが、ジョーシスを利用することで、これらの備品もしっかりと管理できるようになりました。これは退職時の返却物リストの作成にも非常に役立っており、無くなりがちな物品の追跡に大いに貢献しています。
ーーセキュリティ対応という側面で、ジョーシスをどのようにご活用いただいていますか
堀内さま
ジョーシスのシャドーITと削除漏れIDの検知機能は、私たちのセキュリティ体制を強化するのに非常に役立っています。忙しいときは、対応が後回しになりがちで、結果として重要なセキュリティ対策が忘れ去られることもありますが、ジョーシスはそうした状況に対してアラートで通知してくれるため、削除漏れを効果的に防ぐことができます。
また、退職者がSaaSにアクセスできる状態は、情報漏洩のリスクを高めるため、これを厳密に管理する必要があります。さらに、情報システム部門が認知していないSaaSの利用、いわゆるシャドーITも増加する傾向にあります。ジョーシスのシャドーIT検知機能は、未承認のツール利用を防ぎ、正式な利用許可の判断に大いに寄与しています。
これにより、私たちは組織全体のセキュリティを一層強固に保つことができ、安心して業務を進めることが可能になりました。
ーージョーシスのサービスを、同業の友人や同僚に薦めたいと思いますか。
堀内さま
特に、Google Workspaceを活用している企業や、SaaSアカウントの管理が必要な企業には、ジョーシスが非常に役立つと思います。従業員数が多い企業では、SaaSやデバイスの管理が煩雑になりがちですが、ジョーシスを活用することで、これらの課題を効率的に解決し、情報システム部門の業務効率を大幅に向上させることができます。
そのため、業務のスムーズな運営を求めている企業や、セキュリティと効率性を同時に高めたい企業には特におすすめしたいです。