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導入前の課題

会社全体でのSaaS管理が行き届いておらず、シャドーITのリスクが高まっていた

新たに発足した資産管理チームのあるべき姿との乖離が発生していた

導入後の効果

複数の組織が存在するなかで「SaaSに関してはジョーシス」といった方向性を示すことができた

アカウントの管理漏れを早期に発見できるようになった

本当の事業成長のためのIT資産活用へ。ジョーシスとともに挑む未来とは。

旅行事業を基軸に、ホテル、飲食、通信事業など多角的な事業を展開し、業界全体を牽引する株式会社エイチ・アイ・エス。国内135店舗/海外58ヵ国112都市158拠点に拡がるネットワークを活かしながら、社会やお客様のニーズに応え続けてきました。

既成概念にとらわれない自由な発想とアイデアを大切に、「こんなことに取り組んでみたい」といった声をもとに、さまざまな挑戦を積み上げてきた同社。そんななかでチームはやりたいことがありながらも、それを実現に移す段階で壁にぶつかっていました。その課題解決に向けてなぜジョーシスを選んだのか、導入後にはどのような成果が得られたのか、資産活用チームの高橋さま、福本さま、栃木さま、セキュリティチームの石谷さまにお話を伺いました。

単に資産を管理する部門ではなく、会社にとって価値を生み出す存在でありたい

ーー御社の情シス体制についてお伺いできますか。

高橋さま

2023年4月に「資産活用チーム」が新たに発足し、現在はそこでソフトウェアやSaaSなどの管理を行っています。

資産活用チームの発足に際して、「何のために会社の資産を管理するのか」ということを突き詰めて考えました。その結果、「会社としてのビジネスチャンスを逃さないため」という結論に行き着きました。

もちろん、資産管理によってインシデントに発展するリスクを抑えましょうとか、無駄なコストを減らしましょうといったことも重要な役割ではあるのですが、本質的にはその先にある会社としてのビジネスチャンスを拡大することが目的だということです。

ビジネスチャンスの拡大を実現するためには、会社としてITの領域を強化し、各部署への改善と提案を積極的に行える体制を作ることが効果的だと考えました。例えば、ある現場の部署から「こういうことを実現するために、Aというサービスを使わせてほしい」といった相談をされたときに、本当にそのサービスが役立つのかどうかは、実はその部署の目線だけではなく、俯瞰して見れるチームがあればさらに良い方向に変わるかもしれませんよね。

色々なチームの姿があると思うのですが、必要な手続きの依頼がメインのミッションになってしまうのは、ITを活用していくという視点で言えば、もう一歩だと思います。そうではなく、「あそこに相談すればもっとすごい答えが得られる」と会社の中で資産活用チームに頼れば良いアウトプットに繋がると信じてもらえる存在になっていることが大事なんじゃないかと。

そうした背景から、単に資産を管理するチームではなくて、会社にとって大きなOKを出せるチームが必要と議論し、現在の資産活用チームが発足したんです。

ーージョーシス導入前の課題についてお伺いできますか。

高橋さま

資産活用チームを発足した当初は、社内のSaaS管理が完全に後手に回っていたのが大きな課題でした。当時、各部署でいろいろなSaaS導入が進んでいて、全社として管理体制が甘かった。大きな問題が発生する前に「管理しないと大変なことになる」という恐怖感はありましたね。

また、ちょうど会社としてもソフトウェアの管理体制の整備に着手したタイミングでもありました。そんななかで、ソフトウェアに限らずSaaSやアカウントに関しても組織として一括で管理できれば、管理コストの削減にもつながりますし、運用面でもパフォーマンスを上げることにつながるんじゃないかという期待もあったんです。そうした背景を踏まえて、SaaSやアカウント管理を行えるツールを探し始めました。

ジョーシスは我々の視界をどんどん広げてくれる心強いパートナー

ーージョーシスを知ったきっかけや、導入にいたった経緯を教えてください。

高橋さま

始めは他社のツールも含めてどれが自社にあっているか、いろいろと模索していました。先程、資産活用チームの目的もお伝えさせていただいたのですが、当時の状況としてはチームとしてやりたいことはたくさんあるのに、その手前のデータ管理の部分でつまずいており、やりたいことが何もできていませんでした。

そんな悩みを抱えていたときに、たまたまジョーシスさんが開催されていたウェビナーに参加する機会があったんです。そのときの内容が「正に自分たちにとって必要なものだ!」とピンときまして。それで早速問い合わせをさせていただきました。

最終的にジョーシスを導入する決め手となったのは、営業担当の方の熱量に他なりません。SaaS製品の多くは、初回の打ち合わせの際に製品説明に終止しがちですが、ジョーシスさんはヒアリングも丁寧ですし、我々の課題を汲み取ってくださったうえで、一緒に解決していきましょうという姿勢を示していただけたのがうれしかったですね。

福本さま

それは私も感じます。ジョーシスさんは、すごく寄り添ってくれるんですよね。例えば、他社さんの場合だと、何か相談をした際に「うちではできないですね」で終わってしまうことがよくあるんですが、ジョーシスさんの場合は、「こうすれば解決できるかもしれないので、ダメ元でやってみましょう」と言ってくださるのが非常に心強いです。

また、質問に対して、とにかく返信反応が早いので、PDCAを素早く回せています。

高橋さま

ツールによって特徴や機能は違いますし、会社によってそのツールが合う合わないなどはあると思うのですが、導入後の満足度に関しては、担当になってくれた方の向き合い方によって左右される部分だと思っているんです。

そういった意味では、一生懸命に向き合ってくれるので、自分たちも「ジョーシスさんに任せればうまくいくだろうな」と思えましたね。

特にジョーシスさんの場合は、自分たちが示したビジョンに対して、さらに視界を広げていただいていると感じています。こちら側の要望や相談に対して「それはできません」と代替案もなく言われてしまうと、どんどん視界が狭くなってしまうんですよね。

しかし、ジョーシスさんは「これならできるかもしれません」とポジティブに返してくれるので、どんどん視界が広がっていくんです。

複数の組織が重なり合うなかで「SaaSに関してはジョーシス」といった方向性を示すことができた

ーー実際にジョーシスを導入されていかがでしょうか。

福本さま

現在は土台作りといったフェーズなので、本格的に使いこなせているわけではないのですが、徐々にSaaS連携から進めている最中です。そのなかでも良かったのが、これまで各ツールの管理画面にログインしないと見えなかったものが、一つの管理画面で見える化できるようになったことですね。おかげで管理が非常に楽になりました。

また、上長もアカウントを持つことで、複数名でチェックできるようになったこともメリットです。複数の目を通すことでアカウントの管理漏れに気付くことができ、IDの削除漏れなどの抑制につながりました。

また、今まではスプレッドシートにGASを組んでいたのですが、処理しきれなくてエラーが頻発していたんです。その点、ジョーシスの場合は導入が楽ですし、エラーが起きることもないので、設計の工数がまったくかからないところが素晴らしいと感じています。

栃木さま

私自身は、ITに対してそこまで知見があるわけではないのですが、そんな私でもジョーシスは特に問題なく操作できました。画面もシンプルで見やすいので、直感的に使いやすいツールだなと感じましたね。

ーー今後ジョーシスに期待することや要望などはいかがでしょうか。

福本さま

今後さらに期待することとしては、SaaSアカウントやデバイス管理の一元管理だけではなく、SaaSの契約申請などもジョーシス上で管理できるようになるとうれしいですね。契約申請はジョーシスを通して行う必要があるというプロセスが整備できれば、シャドーITの抑制にもつながると感じています。

石谷さま

近い領域をカバーしている、セキュリティチームではセキュリティ観点からアプリケーションやSaaSの利用許可・不許可を判定していますが、ジョーシスを使って利用不可のアプリケーションやSaaSを使っているユーザーがいるかを確認し、該当ユーザーがいれば社内コミュニケーションを取り、改善を促すという活用方法を考えています。

福本さま

従業員数が多く、複数の組織が重なり合うなかで「SaaSに関してはジョーシス」といった1つの方向性を示せるようになり非常に良かったです。今後ともジョーシスさんにはお力添えをいただけたらと思いますので、ますますのご発展を期待しております。

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